華井和代
資源

世界と自分の「つながり」を認識し、課題解決できる人材を育てたい

東京大学公共政策大学院 特任助教
華井和代

聖書考古学者に憧れて学び始め、今はコンゴの紛争資源問題へ。小さな疑問を徹底的に調べてみたら、世界と自分の「つながり」を確認できた。社会課題の解決方法には多様なアプローチがある中、「研究」と「教育」の両輪で挑戦していきたい。

西沢利郎

理論と実践のギャップを埋める国際人材を育てる

東京大学公共政策大学院特任教授
西沢利郎

どのくらいの人が、自分の思い描いた「夢」やキャリアプランを現実のものにできるのだろうか。好奇心と問題意識を高く持ちながら、激しい変化の中でも目標を見失わずに進むこと。実社会で現実に直面する課題の一つ一つに真摯に取り組む姿勢は、夢をつかんだ人の共通項だろう。そして、次なる課題は、理論と実践のギャップを埋める国際人材を育てることだ。

飯田敬輔

新たな世界との出会いを自己成長のチャンスに

東京大学大学院法学政治学研究科教授
飯田敬輔

学問を越境することによって、自分の学問の充実だけでなく、人間としての成長感を得ることができる。好奇心をもってさまざまな分野にチャレンジすること、異分野の学問や仲間と交流できる機会など、身近なチャンスを十分に利用し、成長してほしい。 

岩本康志

市場経済の仕組みを学び、自分と社会との繋がりを見つける

東京大学大学院経済学研究科教授 
岩本康志

我々の生活を動かす市場経済。誰もが皆、日々の生活の中で個人として経済活動をしている。人から見た視点ではなくて、経済社会の動きを俯瞰する、あるいは客観的に分析することで、視点が違うと物事が違って見えてくる。

丸山茂夫
エネルギー

アプリケーションの観点で新材料を探求する

東京大学大学院工学系研究科教授
丸山茂夫

科学者として新しい「何か」を発見する期待と興奮と、それが有効活用される工学者としての喜びと醍醐味とが、研究の中に共存する。単層カーボン・ナノチューブの画期的な合成方法の発見を経て、アプリケーションの観点を持って、将来に向けた新材料を探す。

松橋隆治
エネルギー

社会システム全体からエネルギー問題に挑む

東京大学大学院工学系研究科教授
松橋隆治

2016年4月からの電力小売りの全面自由化を目前に控え、近年、エネルギー政策や地球温暖化対策への取り組みが急がれている。電力システムを含むトータル・エネルギーシステムに対する研究と技術革新を進め、安心安全で豊かな低炭素社会を実現したい。

小林廉毅
健康・医療

医療の課題を解決する「仕組み」をつくる

東京大学大学院医学系研究科教授
小林廉毅

近年、非常に複雑化する公衆衛生(パブリック・ヘルス)の分野。他国と同様、日本でも、医療制度改革が急ぎ進められている。課題解決のため、医学だけでなく他分野と連携した学際的対応が必要だ。

芳川恒志
エネルギー

国際舞台で仕事をするために 必要と思われることを伝えていきたい

東京大学政策ビジョン研究センター教授
芳川恒志

日本が国際社会において存在感のある位置にあり続けるには、そのために必要な思考や行動ができグローバルなコミュニケーションスキルを備えた人材の育成が急務だ。交渉の場や会議などでノートテイクするだけでは十分ではない。

坂田一郎

自ら答えを作り出し、社会を創るリーダーに

東京大学大学院工学系研究科教授
坂田一郎

「リーダー」には、深い専門性を持ちながらも苦手をつくらず、目的達成に向けてあらゆることに自らチャレンジをする姿勢が必要だ。大学院での学びにおいて、答えは用意されているものではない。研究対象への愛情と興味関心をもって、自分が作るものなのだ。

佐藤智晶
健康・医療

サステイナブルな医療を目指して

東京大学公共政策大学院特任准教授
佐藤智晶

医療費の増大は、どの先進国にも共通する深刻な問題だ。世界で最もGDPに占める医療費の割合が高いアメリカでは「アカウンタブル・ケア」という新しい考え方を実験している。これが日本にとっても「一筋の光」となるのだろうか。

佐藤仁
資源

資源を中心に 新しい社会の枠組みをつくる

東京大学東洋文化研究所 新世代アジア研究部門 教授
佐藤仁

人間社会の真ん中に「資源」を置いて世界を見てみると、そこには新たな世界があり、今まで気付かなかった「豊かさと貧しさ」を発見できる。歴史の変遷をたどりながら、社会の全体像と歴史の転換点を示すことが社会科学の醍醐味だ。

黒倉壽
資源

不安定な「知」を楽しむ

東京大学大学院農学生命科学研究科教授(2015年3月まで在職)
黒倉壽

科学も生物も「もっと面白いもの、もっと面白い発見」がある。それに心を動かしていくのが学びの魅力だ。知性とは世界と向き合う感覚といえる。それに対峙するとき、自分の内的社会をどのように動かせばいいか考えることこそ、真の知的作業なのだろう。

坂井修一
レジリエンス

人間社会の割り切れなさを理解し、幅のある科学者に

東京大学大学院情報理工学系研究科 教授
坂井修一

「人間が安全に暮らせるような技術」とは何か。社会システムを含めた全体的な設計を考えてこそ、今の時代にIT社会の安全とレジリエンスを守ることができる。基礎的な技術と知識、そして人としての幅を持つ知識人がこれからの社会を作っていく。

藤原帰一
レジリエンス

複雑化する国際情勢 問題解決への青写真を描く

東京大学法学政治学研究科教授
藤原帰一

集団的安全保障の対象領域には、自国の統治が破綻し、テロ組織の温床となった地域がいくつか存在する。混迷する国際情勢の中、近い将来の危機を示唆し、その手当ての策を有事の前に提示していくこと、それが学者の役割だ。

城山英明
レジリエンス

セーフティとセキュリティ 重なったところに見えるもの

東京大学公共政策大学院教授
城山英明

少しずつ「問題とする世界が重なってきている」とも言えるセーフティとセキュリティの分野。多様な分野の研究者が問題解決に向けた共通の目標を掲げ、互いの異なる見解と主張を認め合いながら、いくつもの可能性を考慮して議論と検討を重ねていく。

谷口武俊
レジリエンス

白黒の議論から脱却し 戦略的かつ柔軟なリスク対応が重要

東京大学政策ビジョン研究センター教授
谷口武俊

大きなリスクが一つ顕在化するとリスクの連鎖が起こる。不可避的に発生するリスクに対して、いかに適応し、かつ速やかに回復するのか。国家として何が重要か優先順位をつけ、限られた資源をいかに有効に配分するかという戦略思考が求められている。

岸本充生
レジリエンス

セイフティとセキュリティをリスク概念で可視化する

東京大学公共政策大学院特任教授
岸本充生

安全は時代や状況に応じて変わりうる。リスクが多様化する中で、3.11を経た日本では、いまいちど「安全とは何か」という問いに立ち返る必要がある。

古田一雄
レジリエンス

レジリエンス工学で、危機に強い日本へ

東京大学大学院工学系研究科教授
古田一雄

同時多発テロや東日本大震災など、危機に際して社会システムの持つ回復力のことをレジリエンスと呼ぶ。政府が国土強靭化に取り組む現在、領域横断的にリスクマネジメントを図るレジリエンス工学の重要性はいや増している。

堀井秀之
情報

「未知」に挑むマインドセットを

東京大学大学院工学系研究科教授
堀井秀之

イノベーションは一握りの天才だけのものではない。クリエイティブなアイデアを生み出すには、新たな可能性にかける心の持ち方、そして方法論がある。未知への挑戦を恐れず、問題解決の経験を積んで、社会の課題に応えていこう。

鈴木真二
航空・宇宙

「落ちない飛行機」を飛ばしたい

東京大学大学院工学系研究科教授
鈴木真二

国際的な運用規則、世界中からの部品調達など、航空とはまさにグローバルな分野である。安全性のさらなる確保はもちろん、予測される旅客輸送の伸び、それに伴うCO2排出量増による環境問題などの課題に、ともに取り組む人を求める。

佐久間一郎
健康・医療

最先端技術が「人にやさしい医療」をつくる

東京大学工学系研究科教授
佐久間一郎

医用精密工学の発達によって外科手術の姿は大きく変わり、より患者への負担の少ない治療が実現している。世界最高水準の日本の工学技術を社会に活かしていくため、工学と医療との架け橋となる人材が求められている。

田中伸男
エネルギー

グローバルな視座でエネルギー政策を

東京大学公共政策大学院教授(2014年3月まで在職)
田中伸男

3.11を経て、日本のエネルギー問題は新たな岐路に差し掛かっている。電力構成比のみならず、世界情勢を鑑みてのエネルギー安全保障の構築や、再生可能エネルギーの導入、電力市場の整備など、取り組むべき課題は多い。

鈴木寛

社会を指揮する「ソーシャルコンダクター」

東京大学公共政策大学院教授
鈴木寛

優れた政策立案者とはなにか?日本には、個々の領域では世界トップレベルの研究者がいても、それらをまとめ上げる人材は少ない。社会の声、各分野の声を聞いて指揮できる「ソーシャルコンダクター」を育てていきたい。