SDGs協創研究ユニット設置日:17/12/18

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趣旨

持続可能な発展、サスティナブル・デベロプメントの模索は、現代世界の直面する最大の課題であるといっても過言ではない。環境に目を配ることのない経済開発が地球環境の温暖化などさまざまな危機を生み出す一方、世界経済の成長にもかかわらず経済格差の拡大と生存を困難とするような極度の貧困が発展途上国の多くにおいていまなお広がっている。国際連合が持続可能な開発目標 Sustainable Development Goals (SDGs) を打ち出したのも、その厳しい状況への対応を促す目的によるものであった。

SDGsの研究推進はすでに東京大学が未来社会協創構想において強く打ち出しており、本政策ビジョン研究センターも研究課題としてこれまでに掲げてきたものであるが、この目的に絞った研究部門はつくられていなかった。ここで提案するSDGs協創研究ユニットは、東京大学サスティナビリティ学連携研究機構(IR3S)との協力のもとで、東京大学におけるSDGs研究の中心、ハブとなることを目的とするものである。

内容

具体的な活動としては、(1)地球環境におけるサスティナビリティを実現するための選択を研究するとともに、安全保障ユニットとの協力の下で(2)地球環境の変動と国内政治・国際政治における紛争との連関を解明し、さらにグローバル経済リスクの分析と政策研究ユニットと協力しつつ(3)サスティナビリティと結びついた経済発展の可能性に関する研究を行うことを主な課題として予定している。本センターの他の研究部門、IR3Sを始めとする東京大学の研究組織、さらに内外研究機関との協力の下でSDGs研究を進めてゆきたい。